もうすぐ風花雪月が発売するということで、まだ終わっていない通信要素無し暗夜ルナティックを攻略していた。支援を上手いこと上げられず、マークスの結婚はまぁまぁ後になってしまった(因みに嫁はシャーロッテ)。
マークスの息子ジークベルトの外伝マップは、無限に湧く増援が厄介なマップとして有名であり、特に右上から現れる忍系は手裏剣と蛇毒という絡め手を持っていて、こちらは相当な弱体を受けてしまう。そのため、相手の殆どが下級職で止まっている18章クリア前までに終わらせることが勧められている。
しかし、DLCやマイキャッスル訪問が利用できるなら兎も角、これらの要素を縛っている場合は早急な婚活をしなければならないため、あまり幅の無い子どもが産まれてしまう(それでも十分戦力として働いてくれることには変わりないが)。また、18章クリア前に外伝をクリアするということは、子世代がチャイルドプルフを持っていないというわけであり、使用ユニットの断捨離をするのなら良いが、マスタープルフやゴールドの消費が相当なものになってしまう。
そうでなくても、色々な事情があって18章を過ぎてからしかジークベルトを迎えに行けなかったり、18章クリア前でもその物量に苦労したりするものである。
ここからが本題である。そんな難しいと言われるジークベルト外伝「秘めたる覚悟」。この章を比較的楽にクリア出来るのでは、という方法を提案する。全てが参考にされなくても、攻略の一助になればと思っている。このステージを攻略する時に一つ頭に入れて貰いたい方法とは、
敢えて竜脈を発動しない
ということである。これについて、この外伝の仕様について詳しく説明しながら、この方法の利点を挙げていく。
そもそもこの外伝は、水地から謎の軍の増援が、一定ターン置きに表れるというものである。この増援を呼ばれないように、竜脈を発動して水地を消すことが求められている。実際、このマップの勝利条件は「全ての竜脈を発動させて、敵を全滅する」となっており、どのみち竜脈を発動していかなければマップクリアにはならないのだ。
しかし、ここが攻略の盲点である。竜脈を発動しなければいけないと思い、近くの竜脈を手当たり次第発動してしまいたくなる。これが、前述の厄介な忍系に手を煩う要因となっている。
このステージの竜脈の数、つまり消すべき水地の数は7つある。この7つから、ルナティックでは7ターン目、つまり2巡目まで1ターンに2ヶ所から、その後は1ヶ所から増援が出現する。ルナティックで忍系の増援は、順番が来る度に2体ずつ表れる。このため、ルナティックではより忍系地獄に陥りやすくなっている。
これと竜脈と何が関係あるのかというと、「竜脈で消した水地から来るはずだった増援のタイミングをスキップする」からである。つまり、序盤に付近の竜脈を発動しすぎてしまうと、厄介な忍系の増援が現れる回数が相対的に増えてしまうのである。そこで、今回提案する竜脈を発動しない攻略法を解説していく。
その前に一つ、このマップの戦闘開始前の会話を見てもらいたい。
マークス
ほう…
敵は水場からわき出しているな。
なるほど。
そうとわかれば手の打ちようもあるぞ。
…というものである。手の打ちよう、これは「竜脈を発動して水場(水地)を消せばいい」と捉えるのが普通だろうが、少し考え方を変えてみよう。
水場からわき出しているのだから、水場を塞げば良いのだ。そう、水場を塞げば良い。つまり、
水場を(味方ユニットで)塞げば良い
のだ。
FEの増援の仕様上、増援が発生するマスに味方ユニットが待機している場合、その増援が現れない。これを今回も活用することで、相手の増援をある程度操作することができるのだ。
先程言ったように、竜脈を発動すると塞がれた水地から出る増援のタイミングはスキップされてしまう。しかし、水地に待機して増援を防いだ場合、「出現ルーチンがスキップされない」、つまり増援出現タイミングがずれないのだ。忍系の増援のタイミングは6番目であるため、ルナティックでは3ターン目と7ターン目にならなければ出現しない、仮に竜脈を発動していても、余程発動しすぎていなければ7ターン目までに二回しか増援が来ないはずである。今回は特に厄介とされる忍系を主に取り上げたが、これをうまく応用すればこのマップで現れる増援をコントロール出来る。
これを行うにあたって、必要になるだろうユニットを挙げていく。
飛行兵2~3体
普通に竜脈を発動する方法と同じになるが、増援の発生場所に行かなければ無限に湧き出てしまう。水地に早く向かう為にも飛行兵は数体用意したい。
アクア(歌姫)
竜脈を発動しない場合、開始付近と左端の水地から増援が現れる。DLCを用いない場合、飛行兵であってもギリギリ足りない。敵の射程範囲手前まで飛行兵を移動させ、歌うで再行動させて左端の水地まで移動しよう。
とにかく強いキャラ
少し強引なくくりだが、いくら厄介者を減らしたとて、相応の戦力がなければ間に合わない。少なくともツーパンで敵を片付けられる程度の火力は欲しいところ。これらを飛行兵に乗せて、交代して無双してもらおう。暗夜だとどこまで強化できるかは分からないが。
以上が、今回提唱するジークベルト外伝を竜脈を発動せずに進軍する方法である。
竜脈を発動しないメリットを上手く活用して、一定のユニットのタイミング調整や、実質無限の支援稼ぎをしよう。
ジークベルト外伝は、やり方を変えると案外簡単だったりするかもしれない。
