風花雪月引き継ぎ無しルナティックの心得

大前提

ルナティックとは狂気という意味である
一般人が容易に足を踏み入れる世界ではない

因みにルナティックを「プレイした」割合は実装一ヶ月程のときの風花雪月プレイヤーで1割らしい
つまりクリア人数の割合は…

 


ルナティックの変更点

取得経験値の大幅減少

レベル差が0のとき、ノーマルの取得経験値を105%とすると、ハードは70%、ルナティックは何と「20%」になる。
『例えば敵の剣士を倒すと30の経験値を得られるとする。ノーマルだと31程得られた経験値が、ハードだと21になり、ルナティックだとたったの「6」しかなくなる。』
単純にノーマルの5倍、ハードと比べても3.5倍の敵を倒さないと同じ量の経験値が手に入らないということになる。

 

レベル・ステータスの上昇

当たり前だが難易度が上がれば敵を強くするために敵のステータスが上げられる。

その上がり幅は相当なことは間違いないが、簡単に言えば

  • 序盤ワンパン出来た相手を倒しきれない
  • 速さと力の差が広すぎて大体追撃される
  • 魅力の差が大きすぎてこちらの計略が当たらない&敵の計略が当たりやすくなっている

等である。
序盤のレベル上げが厳しいことは勿論、育成の進んだ中・終盤でも一歩間違えれば簡単に殺されかねないため、全く油断が出来ない。
レベル差が大きい点は、前述の取得経験値の兼ね合いで低かったら低かったで辛くなるので、レベルが高い分には逆に有り難かったりする。

 

敵の増量・増援即行動

ノーマルとハードの差は分からないが、ルナティックはハードと比べても明らかに多いと思うくらいには増えている。

前述の高レベル・高ステータスな敵が数も増えるという中々負担の大きい状況となっている。
また、これも高難易度の伝統と言える増援の即時行動がある。
今作には「天刻の拍動」があるため、縛らなければ増援のタイミングを確認しながら進められるが、後述のように壁役をすり抜ける増援が出てくることもあるため、増援の出るかなり前の段階から対策をとる必要がある。

 

スキルの追加

FEifの暗夜ノーマル→ハードの感覚でスキルが増えている
特に序盤は壁役をすり抜けてくる盗賊と、射程3から蛇毒でHPを削るアーチャーには気を付けたい。
中盤以降では事故死の可能性が大きくなる怒りウォーリアーや、殴られたら切り返してこちらの追撃を封じつつ追撃してくるソードマスターも危険かもしれない。
逆にプリーストビショップの持つ回復は稼ぎをするなら神スキルで、殺しきらない程度に武器を振り続けたり、ダメージを与えることで経験値を99ターンまで稼げる。更に回復効果のある地形に乗せればその効果は絶大となる。
引き継ぎ無しだと像の恩恵が無いため上がり方は少ないが、こうでもしないと序盤を乗り切るのは厳しい位の力を敵も持っているため、出来る限りのことはしておこう。

 

 

改めて引き継ぎ無しをやる上での注意点


聖人像の効果が無い

当たり前だが中盤から世話になるであろう聖人像の効果は最初は発生していない。
ハードまではまだどうとでもなるが、前述のように取得経験値が大幅に減らされているルナティックにおいては「序章でレベルが1上がれば良い方」というくらい入らないので心の準備が要るかもしれない。
武器レベルも入りにくいが、得意分野を対応兵種で鍛えれば相応に武器レベルが入手できるためまだどうにかなるか。

 

売店の解放、騎士団の引き継ぎが無い

武器屋、道具屋、騎士団ギルド、鍛冶屋は引き継ぎによって幾つかの要素が持ち越される。これによって、序盤に中・上級資格試験を多数購入したり、強力な騎士団を雇用することができた。
しかしそれが無いため、序盤で強くしすぎても資格試験が受けられない等の育成面の弊害が多くなる。
これらはステータスに影響することも多く、レベルの上げにくいルナティックで更にこれらも使えないとなると苦戦は必至である。

 

支援レベル、指導レベル、兵種スキル、技能レベルの引き継ぎが出来ない

引き継ぎ無しだから当たり前だが、引き継ぎありだと何が出来るのかというのが主に上記の4つである。
これらが実質0になる関係上、多くの要素をこなそうと思うとそこを考える時間も多く必要となる。
支援上げの為にお茶会贈り物課題協力が、
指導レベル上げの為に釣り栽培などが、
兵種スキル・技能経験値獲得のために弱い味方で強い敵を攻撃し続ける必要がある。
勿論幾つかはスルーしてもクリアできるが、出来ることが多い方が詰みにくいため、やれることはやっておこう。

 

amiiboの効果半減

そもそもamiiboを使わないor縛るなら関係ないかもしれないが、amiiboを使うと幾つかアイテムを入手できる。
引き継ぎデータだと更に多くアイテムを入手できるのだが、引き継いで居ないからまず改めてamiiboを登録することでやっと恩恵にあやかれる段階にまで下がる。
必須事項では無いためルナティック攻略の為にamiiboを買うか・使うかは個人の判断次第である。

 


引き継ぎ無しルナティック覇王ルートを全員スカウトでクリアした者から完走した感想&ルナティックで必要になるであろう育成方針


何だかんだ強キャラは強キャラ

ハード以下でも強キャラとされるキャラは、大体ルナティックに於いても強キャラであった。
強キャラは、強力なステータス・紋章効果・個人スキル高い成長率優秀な得意技能・修得戦技や魔法を持っているキャラが大半である。
敵がチートレベルで強いわけであるから、こちらもハード以下ではチートではないか?と思うくらいに強いキャラを使わないと辛いわけである。

 

そうでないキャラも局所で活かせば十分戦える

ではそうでないキャラは使えないのか?と言われるとそうではない。
ハード以下では無理な使用法を敢えてすることもあったために、使い勝手を悪く思っていた要素や、大して強くない敵に対して過剰だと思いがちなステータスが、ルナティックだと助かることが多い。
高過ぎる攻撃が普通の攻撃に、高過ぎる防御が普通の防御になる世界で、この「普通」が確約されたキャラは十分個性的で活躍出来る場面も多くなるのだ。

 

応援も割と役に立つ

今作の応援は「叫び」ではないため、対象一人にしか効果を発揮しないということであまり重宝されなかったわけだが、敵のステータスが大幅に盛られて、数値が足りないということが多い。
そういうときに応援でこちらのステータスを+4することで乗り越えられるケースというものは多い。
特に追撃に関係する力・速さの応援を覚えられるキャラは序盤最高レベルの助っ人キャラだといえる。応援を上手く使って、戦局を有利に運ぼう。

 

自学級の生徒は「絶対に」育てるべき

自分は覇王ルートだったためあまり関係無いのだが、5年後の第二部最初のステージで、担当したクラスの生徒たちが集まる演出がある。
この時、他のクラスからスカウトしたキャラばかり育てていたりして、自分の担当したクラスの生徒をあまり育てられていない場合、このステージが想像できないレベルで地獄になる
適正レベルでも厳しいと思うことの多いルナティックで、明らかにレベルが足りないキャラを使うということは、こちらがそのキャラを殺しているようなものである。
この第二部最初のステージの為に、多少のスカウトはしていても自分のクラスの生徒は絶対に育てておきたい訳である。
因みに覇王ルートでも稼ぎ無しでいきなり戦闘になるが、戦闘準備を挟むため、スカウトキャラを使うことが可能である。
ここは覇王ルートの良心だったのかもしれない(が、簡単なわけではない)。

 

無理に全員スカウトする必要はない

上記の通り、基本的には自分のクラスの生徒だけを育てていけば問題ない。
スカウトすれば、沢山キャラを使えるわけだが、育成の厳しいルナティックで使えるキャラが増えたところで、結局は育てたキャラを使った方が楽な場面は多い。
スカウトを何人かするにしても、前述の強キャラとされるキャラをスカウトしておけば大体何とかなる。
そもそも普通のプレイだとスカウトに必要な技能レベルや支援をまともに稼げないため、後述の方法をしないのならば、スカウト出来そうなキャラをとりあえずスカウトする程度で良いだろう。

 

とりあえず回復魔法を覚えよう

前述の通り敵を倒しても全く経験値が入らないルナティックだが、レベル上げに必要な経験値入手のちょっとした抜け道がある。
回復魔法(とサイレス)を使用した際の経験値は減っていないのである。
つまりレベルを上げたいのならば、回復魔法を使っていけば良いのである。
こうすることで、ルナティックに於いては相当高いレベルにまで持っていけるだろう。
回復魔法は、信仰の技能レベルを上げることで習得できるので、信仰が苦手でないキャラは出来るだけ(苦手なキャラも余裕があれば)信仰の技能レベルを上げておこう。
ただしこの方法でレベルを上げると、成長率補正の関係上物理方面が伸びにくくなるため、成長吟味をしないのであれば程々にする必要がある。

 

技能レベルは序盤に出来るだけ上げておこう

ただでさえ大変なルナティックで、稼ぎを考えるのは難しい。
その為、稼ぎのような育成をするならば、敵がまだ比較的弱い序盤のうちにしておきたい。
技能レベルは敵を攻撃しないと稼げないため、まともに殴れる序盤に頑張りたいところである。
引き継ぎ無しだと多少上がりにくいが、序盤で要求される技能経験値は比較的低い方なので、余裕があれば使っていくかわからない武器も、資格試験を考えてレベルCくらいにはしておきたいところ。

 


引き継ぎ無し全員スカウトの勧め

ここで、改めて引き継ぎ無しとなったときに、既にハードを3周近くしていた知識を活かして全員スカウトした主の方法を紹介する。
この方法を用いれば、スカウトしたいと思ったキャラをほぼ必ずスカウト出来ると言って過言ではない。
一度スカウト出来るようになれば基本的には何時でもスカウト出来るようになるため、一定のレベルまで待ってからスカウトしても良いだろう。

 

スカウトの前提知識
  • キャラによって主人公の1ステータス(力など)と1技能レベル(剣術など)が求められる
  • 主人公との支援レベルを上げることでこれらの要求数値が下げられる=スカウトしやすくなる
  • 支援レベルBになれば大体はスカウトでき、逆に向こうからクラスに入れてもらえるよう頼んでくることもある

シルヴァンは主人公がベレスだと最初からスカウトできる(本解説を見ればベレトでも後にスカウト出来る)


課題協力は積極的に

課題協力してもらうことで、主人公との支援を上げることが出来る。
全員スカウト前提で行う場合は幾つか工夫が必要であるが、要は「協力してくれた生徒に何かしてもらう・してあげる」ことで支援が上がっていく。
適当に戦ってもらうだけでもそれなりにあがっていくが、経験値・技能経験値共に一切上がらないため、気持ち的にあまり戦わせたくはない。
そこで「何かしてあげる」方向で支援を上げていくと良い。

主に3つで、

  • 回復
  • 移動系スキル(入れ替え、引き寄せなど)
  • 応援

である。これらを協力生徒にしてあげることで、先生との支援がどんどん上がっていく
移動系スキルは初級職のマスタースキルであるため習得は難しくない。
更に回復と応援の場合、回復・応援役と協力生徒との間に支援が発生する場合その二人の間での支援も上がっていくため、ついでに上げても良いだろう。
逆に「何かしてもらう」方向でも、生徒に回復してもらうことで支援が上がっていく。
回復魔法を覚えている信仰得意または魔法系の生徒とは支援を上げやすいといえる。
特にルナティックだと回復手段は多いに越したことはないので、序盤に回復できるキャラに課題協力してもらえば、色々と嬉しい特典が付いてくることになる。
設定上は移動系スキルや応援でも上がるのだろうが、確か覚えているキャラは居なかったはずである。
アネットは個人スキルで力の応援を覚えているため、アネットはかなり支援を上げ易いキャラだといえる。

 

主人公の技能レベル上げを積極的に
魔法や馬術、重装、飛行は早急に

生徒たちが要求するのは「先生の」技能レベルである。その為、主人公が育っていなければスカウトできないのである。
得意な剣術格闘や、得意であり大体は早く上がる指揮は問題ないだろうが、それ以外の技能はそこまで上がらない。
更に言えば魔法の習得が必須理学信仰や、特定の職種でないと経験値が得られない馬術重装飛行は、講習や教員研修でないと上げられない。
武器による経験値は戦闘で上手いこと上げていき、上記5つを教員研修で魔法はDまで、兵種技能系はE+までは最低でも上げておこう。
男主人公の場合は、飛行の技能が更に求められるため、マヌエラとセテスから積極的に学んでいこう。
これらを加味した上でも、修道院散策の行動力が増える指導経験値を早く上げることは重要になってくる。

 

贈り物、落とし物を的確に

支援を上手く上げていきたいなら、喜ぶ贈り物をしてあげればいい。

しかし、贈り物を手に入れられる数はそう多くはない。

しっかりと誰がどの贈り物で喜ぶかを理解することで、無駄なく支援を上げていくことは、稼ぎにくい序盤で大切にしたい案件である。
その点でいくと、基本的に最初に散策してから残りは全て戦闘でも良いとされる週末の過ごし方も、旅商人誘致のクエストが発生する8月は、
散策(クエスト受注)→戦闘(クエストクリア)→散策(商人から贈り物を購入)
の流れで行っても良いかもしれない。
落とし物を届けてあげても同様の支援値を稼げるが、食事で上げきれていないやる気を上げる為に必要になる場面も出てくる可能性を考えて、どうしても間に合わないと思ったら落とし物を渡していくと良いと考えている。


因みに自分のプレイ時は仲間にならないor離脱するキャラの落とし物を敢えて持ち続けるという形見プレイをしたが意味は無いためお勧めはしない

 

 

 

スカウトお勧めキャラ

(☆は最優先キャラ)
(△はルート上使用できなかったが下位の難易度でも使えたためお勧めできそうというキャラ)

前提として、自分の学級の生徒は満遍なく育てているものとする。その上でスカウトしておきたい・出来るだけスカウトしたいキャラを個人の感想でまとめてある。


フェルディナント

  • ツバキと同じ個人スキル「自信家」で、ルナティックに不足しがちな命中・回避を確保できる。
  • 苦手技能が無く育成の幅が広い。
  • 物理系の成長率のバランスが良い。
  • 重装の才能開花で「速さ封じ」を獲得でき、遠距離から速い敵の動きを封じて他キャラで安全に対処しやすくなる等の利点がある。

 

ペトラ

  • 速さの成長率が圧倒的で回避壁にしやすい。因みにレベル1における剣装備時の回避率はトップクラス。
  • 斧と飛行が得意なため強職『ドラゴンナイトに成りやすい。
  • 敵として出てきたときの対処が難しいキャラの中で回避率が異常に高く苦戦は必至。

 

ベルナデッタ

  • 一般生徒唯一のの技能スキル「囲いの矢」持ちでトリッキーな戦術ができる。
  • 力こそ伸びにくいが個人スキル「被害妄想」で火力の確保が可能。
  • 騎馬の才能開花で得られる「すりぬけ」は敵で使われて如何に厄介か、そして如何に強力かが理解できることだろう。騎乗兵種で受けて、下記の復讐を撃ってから敵に塞がれているはずの方向へ逃げるといった芸当も可能となる。
  • の技能スキル「復讐」は最強クラスのダメージソースになるため、重要な場面で使うかもしれない。

 

ドロテア

  • トロンメティオといった中遠距離魔法を習得できる。
  • 信仰才能開花対象でリブローも覚えるため、魔法キャラとしてトップクラスで扱いやすい。
  • 指揮の技能スキル「魅力の応援」を早期に覚えるため、難易度に慣れていない序盤やあと少し足りない後半に計略を活用または回避するのに終始役立つ。
  • アクアに似た個人スキル「歌姫」で、回復手段に乏しい序中盤では救済となる機会は多い。

 

フェリクス ☆

  • 紋章効果通常物理攻撃の威力が上がる。
  • 英雄の遺産アイギスの盾」で耐久力と大盾・聖盾を実質獲得する。
  • 物理方面、特に力と速さが伸びやすく、上記の盾の重さを実質無効化できる。
  • 敵として出てきたときもこの性能を有しており、正面からは戦えたものではない

 

イングリット ☆

  • 合計成長率が一般生徒内で最高で、攻撃性能は並だか速さの成長がトップクラス。
  • 飛行技能も得意で、優秀な成長率を更に伸ばせる。技能スキルと合わせて回避率が相当なものになる。
  • フェルディナント同様、苦手技能が無い。
  • 低くなりかねない火力も英雄の遺産ルーン」と 、紋章一致戦技で最低値は確保できる。
  • 敵で出てきたときの攻速の異常な数値は、ペトラに通ずるものである。更に英雄の遺産も持ってくるため素の火力も高く危険。

 

アネット

  • 個人スキル頑張り屋」が実質『力の応援』で、指揮の技能スキルで早期に「速さの応援」も覚えてくれるため、追撃が取られやすいルナティックにおいて超優秀なサポートキャラとなる。
  • 本人の性能も、高い魔力から放つエクスカリバー並の飛行兵を一撃で沈めることが不可能ではないため、応援だけのキャラにはならないのも良い。
  • 魔法武器英雄の遺産打ち砕くもの」もあるため、火力に困ることはないが、得意とはいえ上げるか悩む武器の技能を参照にすること(技能レベルによっては全く当たらない可能性がある)と、都合上王国ルートでしか入手できないことを考えると、あまり重要視する要素ではないと思われる。

 

リシテア ☆

  • 何だかんだトップクラスの魔法使いである。魔力、技、速さに特化した成長をするため、魔法ゴリラとよく呼ばれる。
  • 英雄の遺産テュルソスの杖」を最大限活かせる数少ない一人。※
  • 上記の火力を射程4で放ち、確率でダメージを半減する化物になる。
  • 紋章効果魔法の火力を更に上げられる。
  • 死神騎士一撃で沈められる数少ないキャラ。魔物に対しても特効で大ダメージを与えられる。
  • これが敵としても出てくるため注意が必要。そうでなくても、この余りある魔法への才能を手放すのは勿体無いと考えている。

※しかしこれを金鹿以外でやる場合はローレンツのスカウトも必要である。
ローレンツ自体の評価は、魔防が伸びやすく対魔法キャラに出来なくもないが、初期魅力3というネタレベルの数値のせいで計略に弱いのが序中盤だと気になるか、といったところ。

 

レオニー

  • 物理方面でトップクラスの成長率を持ち、物理系合計成長率で上記のイングリットをも越える。ステータス単位で見ても、速さは『馬に乗せてもそこそこ上がる』くらい高い。
  • が得意なため、高移動力で再行動のある騎兵で弓を使うこともしやすい。というか得意技能ボウナイトのそれである。
  • 彼女もまた、苦手な技能がない。合唱は好まないが、信仰自体は得意でも不得意でもない。
  • 他ルート、他難易度での話だが、敵として出てきたときのインパクトは低かったため、個人的には☆クラスとまではいかなかった。しかし、仲間にするととても心強い存在であるため、かなりお勧めできる生徒の一人である。

 

ヒル△ ツィリル
他ルートで使用した感想をもとに使用感を予想

  • どちらも物理方面に秀でている。
  • ヒルダは英雄の遺産フライクーゲル」で一撃の火力がトップクラスになる。
  • フェルディナント同様、重装才能開花があるため、「速さ封じ」を得られるのも戦略的に利点。
  • ツィリルは個人スキル良成長」で最終的な成長率がディミトリに並ぶ。
  • 得意技能が『ドラゴンナイト』や『スナイパー』『ボウナイト』という今作の強職業に就きやすいものである。

△下記のカトリーヌ同様、帝国ルートだと学生編最終盤でしか仲間にできない。今作の仕様では、スカウトした月によってそのキャラのレベル、職業、ステータスが変動する。このステータスは個人スキルが反映されていないのか、この時期に仲間にするツィリルステータスが壊滅的であるという話がある。これが本当なら、帝国ルートで彼を使っていくのは相当な苦行となるだろう。

 

シャミア カトリーヌ

  • 今作のお助け上級職枠とも言える性能の二人で、初期値も然ることながら下記の理由から育成しても優秀。
  • 今作では素の成長補正に職補正がかかるため、最初から上級職であるこの二人は、やっと中級職になった生徒よりも伸びる可能性がある。
  • 加入レベルも最速でレベル10代前半であり、その高い成長率の恩恵をあやかりやすい。
  • スカウト条件も主人公のレベルを参照するため、極端な縛りプレイ等をしない限りはほぼ確実にスカウトできる。
  • 時期も物語中序盤という早めの加入なのが嬉しいところ。行き詰まりそうになっても何とか乗り切ることかできる。

△ただしカトリーヌは帝国ルートだと加入時期が学校編最終盤であるため注意が必要。それでも勇者効果英雄の遺産雷霆」に、剣を扱うなら最強クラスの職『ソードマスター』であるため、即戦力として使えないことはないと思う。

 

番外:信仰得意のキャラ

  • 自学級に必ず何人かは居るわけだが、それでも回復の手が足りない、と思うなら選択肢に入る。
  • 今作の魔法1ステージでは有限だが、全体で見れば実質無限であるため、惜しみ無く使えるのが嬉しいところ。
  • 前述の通り回復魔法の取得経験値は変わっていないため、レベルの上がりも良い。ただし、自学級の生徒を最優先にするスタンスは変えないように。

 

まとめ
  • 自学級の生徒は絶対に育てよう
  • 信仰は出来るだけ上げよう
  • 敵プリースト系は出来るだけチクろう
  • スカウトも計画的にしよう(引き継ぎ無しベレトでも全員スカウトは可能)

 

以上で今回は終わりにする。
これらが引き継ぎ無しルナティックの攻略の一助になれば幸いである。
どうか頑張ってクリアしてみてほしい。

 

 

 

 

 

 

半縛り銀雪有りルナクラ クリア報告 - FEミドルプレイヤーのブログ

引き継ぎありだが銀雪ルナティックもクリアしてきた。上記のルート上使えなかったキャラについてや、DLCキャラについても触れているため、ルナティックに挑む際にはこちらもオススメする。